ペケ君は、トイチ君たちと出会うまでの
出来事を思い出していました。
いつも仲間はずれでした・・あの日以来・・
誰も、ペケ君を信じ、愛してくれる人も
そして仲間すらいない日々だったのです
そのうえ・・お母さんとも・・・
ペケ君にとっては
寂しく、そして辛い日々の繰えしだったのです
「おはよう~、ペケ君()!。もう、大丈夫()なの?」
「あ!。トイチ・・・・トイチ君・・」
「お母()さん!おはよう!!」
「おはよう、トイちゃん」
「お母()さん!!」
「な~~に?トイちゃん?」
「ペケ君()・・もう大丈夫()なの?」
「トイ・・トイチ君()・・実()は・・・ボク・・」
お母()さんが言()いました
「いいのよ、ペケ君()」
「で・で・で・・・でも・・でも・・ボク・・」
「いいのよ。さぁ、トイちゃんと一緒()にお食()べなさい」
「わぁ!ボクの大好()きなものばかり!!
ペケ君()、一緒()に食()べようよ!」
「え?トイチ君()も大好()きなの?プリンやホットケーキ?」
「うん!大好()きさ ペケ君()もなの?」
「う・・うん!」
「それじゃぁ、好()きなものまで仲間()だね、お友達()だネ!」
「お友達()? 仲間()?・な・か・ま・・・」
「そうさ!みんなお友達()で仲良()しさ!」
「うん!そうだネ!『トイちゃん!!』」
「さぁさぁ・・・二人()で仲良()く食()べなさい。
みんながお外()で待()ってるわよ。」
二人()そろって
「は~~い!!いただきま~~す!」
と~~っても嬉()しそうなペケ君()です
どうです?皆()さん?
私の好きな言葉・・・・
「ふりむくな ふりむくな 後ろには夢がない」
寺山修司
失敗を経験しても、それでも夢は続いている。
前を向きさえすれば、そこに続いている。後ろを振り返ることがあっても、いい。
それは、過去にとらわれるためではなく、
前を向くため、次に活かすため
夢は、今現在と、未来にのみ存在する。
「トイチ君」は決して振り向きませんでした。
で・・折り紙トイチ君も上を見ていますヨ!。
それは「トイチ君との世界」での
実在のトイチ君とても同じです。
最後の日以外は・・。
な~んて、カッコよく決めたのですが・・
でも・・ねっ・・
振り向くな・・って言われても。
まぁ、振り向いちゃう時も あるんですけど。
「どっちが いったい前なのよっ?!」
・・・なんて時も ある訳ですが。
その時は とりあえず、自分が向いている方が前だと信じて。
(私 超方向オンチです!大丈夫?・・(-_^:) !。)